源氏物語〈巻1〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
最高のラブストーリー
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作が手にとりやすい新装版で登場!
丁寧な仕事。情熱的な仕事。柔らかな感情と澄んだ技術による仕事。無論私はそれらに圧倒されもするのだが、あら、いちばん大切なのはおもしろいかどうかよ、という愉しそうな寂聴さんの声が、きこえるようだ。――江國香織氏
千年前から、人は恋に生きてきた。かなわぬ恋、一途な恋、はかない恋、危険な恋、今も変わらぬあらゆる恋の哀歓を、寂聴氏は深い愛の言葉で僕たちに伝えてくれる。すべての恋する人たちに読んでほしい名作。――辻仁成氏
内容(「MARC」データベースより)
最高のラブストーリー「源氏物語」。日本最古の恋愛小説の名作を、誰もが読める美しい日本語で現代語訳した瀬戸内寂聴訳「源氏物語」。96年刊のものを、手にとりやすい新装版で贈る。
現代語訳 古事記 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
日本人なら誰もが知っている古典中の古典「古事記」を、実際に読んだ読者は少ない。名訳としても名高く、もっとも分かりやすい現代語訳として親しまれてきた名著をさらに読みやすい形で文庫化した決定版。
内容(「BOOK」データベースより)
天地開闢から始まり、日本がいかに誕生して、神々や皇室の祖先がいかに活躍し、今の地名がどんな由来で名づけられたかなどを物語るわが国で現存する最古の典籍を、最も分かりやすい現代語訳で全訳した名著。
古事記注釈 (第3巻) ちくま学芸文庫 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
古事記は遠い古代から私たちになにを語っているのか。古事記を構成するひとつひとつの言葉を分析し、本文の文脈に即して意味を確定する全注釈。本居宣長『古事記伝』以来の解釈について、国文学はもとより、民俗学、人類学、神話学等の視点、知見を導入して根本から問い直し、ひとつの世界としてその全体像を明らかにする。西郷古典研究の最高到達点であり、古事記研究の金字塔。第三巻は「大国主神」「八千矛神」「大国主神の国作り」「国譲り」「国譲り(続)」を収録(全八巻)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西郷 信綱
1916年、大分県生まれ。東大文学部卒。日本の古代文学研究の泰斗。歴史学、人類学などの成果をとり入れた広い視野で、国文学研究に新しい面を切り開き、多くの問題を提起した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
万葉びとの歌ごころ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
芸術院賞恩賜賞に輝く吉野山中の孤高の歌人・前登志夫が万葉集の連嶺に分け入り、古代人の歌ごころを探る。
内容(「MARC」データベースより)
「万葉集」を学ぶ本当にふかい歓びとは何であろうか-。吉野山中の孤高の歌人が、万葉集の連嶺に分け入り、万葉びとそのものを思わせる語り口で、古代人の歌ごころを探る万葉論。
双調 平家物語〈12〉治承の巻 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
福原に本拠を移した入道清盛は、王朝貴族を立てる嫡男・重盛に対し微妙な違和感を持つ。都では加賀・鵜川の騒動に端を発した叡山大衆の強訴、大内炎上と事件が続く。栄華におごる平氏を倒そうとした鹿ケ谷の謀議は露見し、後白河院が背後で関与したことがわかるや、清盛は院を幽閉しようとする。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
橋本 治
1948年3月東京生。東京大学文学部国文科卒。’77年「桃尻娘」で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・エッセイ等、あらゆるジャンルに精力的な執筆活動を行う。’96年「宗教なんかこわくない!」で新潮学芸賞、2002年「『三島由紀夫』とはなにものだったのか」で第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
源氏物語〈巻2〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
若き光源氏の恋の遍歴、愛のドラマ。
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作 待望の新装版、巻二刊行
最愛の女(ひと)藤壺の宮への許されぬ恋と不倫の皇子の誕生、年上の愛人・六条の御息所の生霊による正妻葵の上の死、兄朱雀帝が寵愛する朧月夜との危険な情事とその露見、若紫との新枕など、息もつがせぬドラマが展開する源氏18歳から25歳までを描く。
内容(「BOOK」データベースより)
最愛の女藤壷の宮への許されぬ恋と不倫の皇子の誕生、年上の愛人・六条の御息所の生霊による正妻葵の上の死、兄朱雀帝が寵愛する朧月夜との危険な情事とその露見、若紫との新枕など、息もつがせぬドラマが展開する源氏18歳から25歳までを描く。
源氏物語図典 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
現代文学を読むのとは違って、古典文学を読んだり、学んだりするにあたっては、ある程度の予備知識が必要となって来よう。高校の授業で学んだり、受験勉強で覚えた文語文法や古語の知識がそれである。しかしもう1つ必要なものに「有職故実」に関する知識がある。これは、朝廷や武家の生活上のしきたりや決まりをいうが、もっと広く、当時の人々の生活の様相全般にまで及んだほうがよいだろう。 本書は「源氏物語」に現われる有職関係の語句を網羅的に抽出した1000項目を、以下の13章に分類した。1平安京と宮殿 2建築物 3調度品 4乗物 5衣服 6色と文様 7音楽・舞楽 8遊戯・娯楽 9信仰 10行事 11通過儀礼 12貴族生活の諸相 13動植物、である。280枚のカラー写真と320点のモノクロ図版を駆使して それぞれの項目を詳しく解説した。絵中心の図録や、文献による説明に片寄った専門書はいくつかあるが、一般読者を対象に、平易に興味深く読めて、さらに源氏物語の用例を踏まえて説明してあるので源氏理解にも役立つ本、このような本は他にない。古典愛読者からの「こんな本がほしかった」という声を待望している。
内容(「BOOK」データベースより)
「源氏物語」に見る王朝貴族の生活。600点のカラー・モノクロ図版と1000項目におよぶ詳細な解説によって、貴族社会の全貌を解き明かす、待望の有職故実事典。
新訂 新訓・万葉集〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は『万葉集』研究に巨歩をしるす歌人・国文学者、佐佐木信綱(1872‐1963)が厳密な学問的手続きによって難解きわまりない原典を漢字仮名まじり、振仮名つきの表記に改めたもの。これによって『万葉集』はだれにでも親しめるものとなった。下巻には巻11~20を収録。東歌が巻14に、防人歌が巻20に集められている。
徒然草・方丈記 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
平安末期から鎌倉初期の乱世を見つめた鴨長明。鎌倉幕府の滅亡から南北朝の争乱へとつづく、激動の時代に生きた吉田兼好。現世を捨てて、それぞれ出家遁世の道を選んだ二人は、はげしく変転する世の中に何を見たのだろうか。中世随筆文学の傑作は、現代に生きる私たちに、人生とは何かを鋭く問いかけ、生きるヒントを与えてくれる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山崎 正和
1934年、京都市に生まれる。京都大学文学部美術学科卒業、同大学大学院美学美術史学専攻博士課程修了。1963年『世阿弥』を発表して、岸田国士戯曲賞を受賞。その後『実朝出帆』など数多くの戯曲を書き、84年には、『オイディプス昇天』で読売文学賞を受賞した。深い学識と視野の広さから評論家としても活躍。読売文学賞を受賞した『鴎外闘う家長』をはじめ、『劇的なる日本人』『室町記』『不機嫌の時代』などの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
図説 地図とあらすじで読む万葉集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
和歌が織り成す幾千の物語。日本人のこころの原点、『万葉集』の世界観が一目でわかる。
内容(「MARC」データベースより)
和歌が織り成す幾千の物語。天皇・貴族から庶民に至るあらゆる階層の人々が、恋・自然・人生の哀歓を歌い上げた、日本人のこころの原点「万葉集」。その成り立ちと万葉人の世界観を、ふんだんな地図と図表で読み解く一冊。